2024年 3月 委員長あいさつ


2024労使交渉② ~賃金改定と人材確保~


毎日のお仕事大変お疲れ様です。
アークランズ労働組合 中央執行委員長 安達です。

2024労使交渉が本格化しています。 賃金改定において、UAゼンセン加盟組合であるイオンリテールワーカーズユニオンは、組合要求に対して満額回答を得て早期妥結に至りました。 いずれも6~7%台の高水準で今後の相場形成に大きく寄与しました。
これは物価上昇に直面する従業員の生活支援や、労働力の定着、優秀な人材の確保につなげるために労使の思いが合致したということです。 ニトリHDの似鳥会長も「大手企業は率先して大きく賃上げしてムードを作っていくべきだ」と述べています。 実質賃金を引き上げるには、このような大手企業や組合の動きが、他の大手企業だけでなく中小企業にも波及させることが必要です。
継続的な賃上げに繋げるには生産性の向上が必要なのは言うまでもありませんが、UAゼンセンでは引き続き、全ての加盟組合で力を合わせて、交渉に臨み、組合員の実質賃金の引き上げに繋がる成果を目指します。

この度の能登半島地震で被災された皆様およびご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。 労働組合には見舞金制度があります。対象の方は申請忘れがないようお願いします。
またUAゼンセンでは、被災された組合員が在籍している加盟組合に対し、ボランタス基金から「被災見舞金」が支給されることになりました。 罹災証明の発行遅れなど、必要書類がそろわず、申請できていない方は、組合までご連絡ください。