2023年12月 委員長あいさつ


政策フォーラム~2024労働条件改定交渉に向けて~


毎日のお仕事お疲れ様です。
アークランズ労働組合 中央執行委員長 安達です。

連合は12月1日第91回中央委員会を開催し、2024春季生活闘争の方針を確定しました。
賃上げ分3%以上、定期昇給分合せて5%以上を目安とする。ということです。 これは経済も賃金も物価も安定的に上昇する社会へと進むために継続的な賃上げを実現することが大事だということです。

連合内最大の産業別労働組合であるUAゼンセンでは、先月政策フォーラムを開催し、その労働条件闘争方針の素案に関する討議を行いました。 考え方としては、2023年度の賃金引き上げの流れを継続し、2024年度では物価上昇分を明確に上回る賃上げを目指していくということです。 またパートタイム組合員については、制度昇給分に加え、時間額を4%基準で引き上げることを要求基準として示しました。 その他期末一時金や労働時間の短縮に加え、退職金改定や定年制度改定など要求する内容を共有しました。
なお、2024労働条件闘争方針は部門や都道府県支部での討議を経て、来年1月開催の第12回中央委員会で決定します。

組合員の生活において、物価上昇は3%程度が継続されるといわれています。実質賃金もマイナスが継続しています。 最低賃金は4.5%引き上げられました。労使一体となって組合員の生活を守り、実質賃金が向上する賃上げに取り組む必要があります。 各々の労使で課題を共有し、少しでも改善に向けて進んでいかなければ、企業の存続に関わってくるということです。

2023年も残り少なくなりました。くれぐれもご自愛の上、良い年をお迎えください。