2023年10月 委員長あいさつ
10月からこう変わります~暮らしに関わる制度や仕組み~
毎日のお仕事お疲れ様です。
アークランズ労働組合 中央執行委員長 安達です。
10月から私たちの生活に影響することでいくつか変わることがあります。
まずは最低賃金の引き上げにより、都道府県ごとに順次改定されます。
引き上げ額は過去最高の39~47円となり、全国平均は初めて時給1,000円を超え、43円増の1,004円となりました。
この改定に基づき、また各地域の採用時給も考慮し実際の時給が改定されます。
地域間格差の問題は引き続き残りますが、次年度も同程度の引き上げが予想されますので会社としても対応していかなければなりません。
新型コロナウイルス感染症患者に対する支援も変更されます。
これまでは入院や治療費が全額公費で負担されていましたが、今後は所得に応じて上限3,000円~9,000円を患者が負担するようになります。
また政府はガソリン補助金を年末まで延長することを決めました。
10月から12月までの補助額を1リットル当たり25円から35円に引き上げ、ガソリン価格を1リットル当たり170円台に抑える方向で調整すると発表しました。
ガソリン代の高騰による家計への影響が緩和されるものと期待されています。
その他酒税の改正や食品の値上げなど、再度家計の見直しが必要となりそうです。
各企業では例年10月1日に来春入社予定の学生たちを集めて内定式を行うところが多くなっていますが、今年の内定式は対面式で行われた企業が8割を超えたということです。
アークランズでも10月1日に90名を超える学生たちを集めて盛大に開催されました。
一体感の醸成とともに内定者同士の「同期の絆」を築くよい機会となることと思います。
今後入社するまで、コミュニケーションを取り続けることが大切になります。