2023年3月 委員長あいさつ


ろうきん推進活動~労働金庫とは~


毎日のお仕事お疲れ様です。
アークランズ労働組合 中央執行委員長 安達です。

新年度を迎え、転勤や新入学、新社会人などご家族も含め新生活を迎える方も多いと思います。 今年も多くの新入社員を迎えることができますが、入社式や新入社員研修を前に不安や緊張でいっぱいかと思います。
希望を胸に、新社会人としての着実な一歩を踏み出してほしいと思います。

物価高が続く中、新生活への出費も嵩みます。 お金に関する悩みや相談があったら、 ぜひ知ってほしいのが労働金庫「ろうきん」です。 そもそも労働金庫「ろうきん」とはどんな金融機関なのでしょうか。
「ろうきん」は営利を目的としない、働く人たちの福祉金融機関です。 よく「ろうきん」と銀行の違いは何ですかと聞かれることがあります。 商品やサービスの種類は同様ですが、運営の仕組みが異なるのです。

銀行は株主が資金を出し合い、生じた利益は株主に還元されます。 「ろうきん」は労働組合や生活協同組合の働く仲間がお互いを助け合うために資金を出し合い、利用しあうことで運営されています。 そこで生まれた利益を利用しやすい商品やサービスとして利用者に還元します。

歴史から見ても昭和20年代、労働者が、まだ銀行からお金を借りることが難しい時代に、働く仲間がお互いを助け合うために資金を出し合って作った金融機関なのです。 生活者本位に考え、「困ったときはお互いさま」相互扶助の考え方は労働組合の活動に繋がります。

労働組合は働く人とその家族を応援するためにろうきん活動を推進しています。