2025年 1月 委員長あいさつ
新年のあいさつ~2025年 年収の壁~
あけましておめでとうございます。
アークランズ労働組合 中央執行委員長 安達です。
2025年の干支は「乙巳(きのとみ)」です。「乙」は未だ、発展途上の状態を表し、「巳」は植物が最大限まで成長した状態を意味します。
これは今までの努力や準備が実を結び始める時期を示唆しているそうです。
大きな成長と結実の年となるよう、一歩一歩前に進んでいきましょう。
社会の関心が高まっている「年収の壁」問題ですが、103万の壁を引き上げて減税効果で手取りが増えることに期待が持たれています。
ただ税制や社会保険の在り方に複雑に絡むため誰にとってもメリットのある制度改正に繋がるかは不透明です。
一方、最低賃金が大きく引き上げられる動きは当面続きそうです。
年収の壁への対応として被用者保険の加入拡大についても取り組む必要があります。
UAゼンセンでは制度見直しについて組合員へのメリットが少しでも大きくなるよう政府等への働きかけを継続的に行っています。
2025年は辛抱強さも必要な年になりそうです。
すぐに結果が出なくても、焦らず、粘り強く取り組む姿勢が重要となります。
良い年になりますよう、みんなで頑張っていきましょう。
本年もよろしくお願いいたします。